寺田屋ストーリー

約70年前の寺田屋の店頭です。
昭和ですね。
寺田屋は昭和24年(1949年)に現在の住所にて新規開店しました。
現在は2階も店舗ですが、当時は住居として使っていたのです。
なので本通り商店街の周りの友達も店舗に住んでいました。

本通り商店街の様子も少し写ってますね。
当時は本通りに子供も多かったので、お店が閉まった後にアーケードが歩行者天国みたいになるので、そこで友達と遊ぶのが楽しみでした。

平和公園でもよく遊んでました。

昭和28年(1953年)には
株式会社寺田屋を設立しました。
田中吾助が代表取締役に。

ところで私たちは家族経営なのですが、名前は田中といいます。
田中なのになんで寺田屋？？？っと思われると思いますが。。。

それは創業者の田中吾助が呉の小物問屋「寺田屋長平」というお店で働いていて、
その暖簾分けという形で「寺田屋」として鞄の卸売業を始めたからなんですよ。

あれから半世紀

1935年10月(昭和10年)	呉市(旧)本通9丁目に於いて寺田屋長平氏が経営する小間物店を初代社長の田中吾助が譲り受け個人経営続行
1945年7月(昭和20年)	第二次世界大戦の最中、大空襲による戦災で家屋・商品が全焼。その後一時、海田市町で仮営業
1949年1月(昭和24年)	現在地(広島市中区紙屋町2丁目2番20号)に新築開店。カバン・ハンドバッグの卸売業を開始
1953年4月(昭和28年)	資本金220万円にて株式会社寺田屋を設立。田中吾助が代表取締役社長に就任
1964年6月(昭和39年)	己斐町に支店開設
1969年6月(昭和44年)	資本金を350万円に増資。販売形式を小売業に転換
1971年4月(昭和46年)	資本金を700万円に増資
1971年6月(昭和46年)	本店改築のため大手町1丁目に仮店舗開設
1971年12月(昭和46年)	寺田屋ビル(鉄筋コンクリート3階)落成。営業続行
1983年5月(昭和58年)	田中博が代表取締役社長に就任
1992年12月(平成4年)	資本金を1,000万円に増資
2002年5月(平成14年)	経営機構の合理化に伴い己斐支店　閉鎖
2004年1月(平成16年)	田中一誠が代表取締役社長に就任　現在に至る